近年、銀行カードローンで借りすぎて破産している人が増えています。

日本ではローンの破産件数は年間6万数千件と言われていますが、借金の額が300〜400万円の人では、銀行カードローンが主な原因の場合がほとんどです。

つまり、銀行カードローンでお金を借りて、返済できなくなってしまった人が多いということです。

なぜ、消費者金融じゃなく、銀行カードローンなのか?

それは、銀行は貸金業者ではないので、貸金業法が適用されないからです。

ここは重要ポイントなので、もっと詳しく説明します!

2006年から国会でグレーゾーン金利(金利20.0〜29.2%)が問題視され、2010年6月に貸金業法が改正されました。

その結果、貸金業者による融資額は借り手の年収の3分の1までという「総量規制」というルールが導入されました。

つまり、年収300万円の人だったら、限度額が100万円となり、100万円以上の借り入れはできないということです。

しかし、この「総量規制」は消費者金融のような貸金業者に対して適用されるルールなので、貸金業者ではない銀行は対象外なのです。

そのため、銀行は銀行カードローンを通して、年収の3分の1以上の融資をしました。

年収300万円しかない人にも、300万円とか貸してしまったのです。俗に言う、「過剰な貸し付け」というものです。

こうして、銀行カードローンでお金を借りた人が、自分の返済能力を超えた借金をしてしまう人が増えているのです。

その結果、銀行カードローンの毎月の支払いができない、返済ができないという人が増加しているのです。

こうなってしまった場合、解決策は2つしかありません。

1つ目は、収入を増やすこと。高時給アルバイトをやったり、自宅にある不要品を売ってキャッシュイン(入ってくるお金)を増やすしかありません。

2つ目は、すでに複数の金融機関から借りている人に有効なのですが、乗り換えローンを使って、借入先を1つにすることです。

乗り換えローンをすることで、月の返済が1日だけになり、精神的なゆとりを確保でき、完済に向けて冷静に考えることができるようになります。

また、乗り換えローンを使うことで総合的に金利が下がるケースが多々あるので、結果的に利息が減り、返済額も減らすことができるというメリットがあります。

乗り換えローンで計画的に返済

乗り換えローン

まず最初に知っておいて欲しいのですが、銀行カードローンでも消費者金融でも、借りる額が大きいほど金利が下がるというシステムになっています。

つまり、50万円借りるよりも200万円借りた方が低い金利でお金を借りることができるのです。

そこで、すでに複数の金融機関から借りている人なら、その借金を1社にまとめた方が低い金利で借りられる可能性が高いということです。

この仕組みを「乗り換えローン」と言います。

たとえば、A社で30万、B社で50万、C社で40万と借りているなら、合計額120万円をD社に立て替えてもらって、今後はD社に対して120万円を返済していくのです。

こうして「借金を立て替えてもらう」ことを「借金を乗り換える」などと言いますが、この時に金利が下がる可能性があるのです。

どうせ120万円を返済するなら、少しでも金利が低い方がいいですよね?住宅ローンだって、0.1%でも金利を低く借りることにこだわりますから。

金利が下がって、返済日も月1回になってラクになるので、複数の金融機関から借りている人なら、「乗り換えローン」はやらない理由はないと思います。

複数の金融機関の支払いができないと悩んでいる人にオススメです。

では、「乗り換えローン」サービスを展開している金融機関を紹介します!

乗り換えローンで返済をラクに!
会社名 融資額と実質年率 特徴
中央リテール
融資まで早いので急いでいる人にオススメ

最高500万円まで

10.95%〜13.0%
他社でお断りされたお客様にもご融資できる可能性は十分にあります。

審査は最短2時間、融資は最短1日。
相談窓口の担当者は全員が国家資格取得者。
無理のないゆとりのある返済計画のご提案。
イオン銀行のネットフリーローン
30万〜700万円

4.8%〜13.5%
来店不要。
300万円まで年収確認書類が原則不要。
使いみち自由。資金使途を問わず、まとまった金額の融資が可能。
東京スター銀行 おまとめローン
30万〜1,000万円

5.8%〜14.8%
来店不要で保証人不要。
毎月しっかり返済できる金額を設定。
早く返済できるようなプランも設定可。
最大借入期間は10年。
正社員・契約社員・派遣社員で年収200万円以上の方限定。

銀行カードローンの保証会社は消費者金融(貸金業者)

消費者金融が保証会社として
肩代わりしてくれるので銀行はリスクなく融資できている状態です。

あまり知られていないことですが、銀行カードローンの保証会社は以下のように消費者金融(貸金業者)がやっています。

  • 三菱東京UFJ銀行:アコム
  • 三井住友銀行:プロミスを運営するSMBCコンシュマーファイナンス
  • りそな銀行:オリックス・クレジット
  • みずほ銀行:オリコ

これはどういうことかと言うと、銀行カードローンで借りた人が返済できなくなったとしても、消費者金融(貸金業者)が保証会社として肩代わりをするので、銀行はリスクを取らずに融資できるということです。

だから、銀行は借り手の返済能力を超えた金額まで過剰に融資してしまうのです。

銀行からしてみると、たくさん貸した方がたくさん利息を取れるのでたくさん儲かります。だから、じゃんじゃん融資します。

そして、借り手が支払いできなくなっても、消費者金融が肩代わりしてくれるので、銀行は貸し倒れという痛手を負わずに済みます。

これが銀行カードローンで300〜400万円ほど借りてしまって返済できない人が増えている根本的な原因でもあるのです。

そもそも、2010年6月に貸金業法が改正された背景には、総量規制することにより、個人が過剰な借り入れをできなくしようというものがありました。

しかし、銀行カードローンは総量規制の対象外なので、銀行はジャブジャブと貸してしまうのです。

こうして、消費者金融(貸金業者)で借りすぎてしまう人は減りましが、代わりに、銀行カードローンで借りすぎてしまう人が増えてしまったのです。

そのため、今後は銀行カードローンも規制対象にすべきという声も増えてきています。

現在、若者の自己破産は増えていて、20代で1割、20〜30代だと4割近くまで達しています。

銀行がカードローンに力を入れる理由

企業が借りてくれない、国債の運用ができない、住宅ローンの利益も減っているので、銀行は個人向けカードローンに力を入れています!

銀行が返済できない人を増やしてしまうほどカードローンに力を入れる理由はいくつかあります。

まず、昔のように企業がお金を借りてくれないこと。

日本企業は80〜90年代のバブル崩壊時に学び、内部留保を増やしています。だから、銀行からお金を借りる必要がない企業が増えているのです。

次に、マイナス金利によって国債での運用ができなくなっていること。

銀行は預金者の預金を国債などで運用していました。預金者に対して利子を0.02%払って、国債を1%で運用できれば、利ざやとして0.98%儲かることができたからです。

「たった0.98%?」と思うかもしれませんが、これは確実に利益が出せるスキームなのです。損しない運用法です。

しかし、2016年2月からのマイナス金利の導入によって、このスキームが使えなくなりました。国債で運用すると、利息が付くどころか、元本がマイナスになってしまうからです。

こうして、国債を使った利ざやをとれなくなりました。

さらに、マイナス金利によって、住宅ローンの金利もさらに下がることに。

住宅ローンは銀行にとって長期に渡り利息をとれる安定した収益源です。しかし、銀行間の低金利競争によって、住宅ローンの利益も減っています。

そこで、個人向け融資にあたるカードローンなのです。

カードローンの金利は住宅ローンに比べると圧倒的に高いです。

それはつまり、個人向けカードローンは銀行にとって利幅の大きい儲かる商品ということです。

だから、銀行は個人向けのカードローンに力を入れているのです。

特に、融資先に困っている地方銀行などは、カードローンに非常に力を入れています。

最近では、静岡銀行とか千葉銀行あたりですね。

また、以下のようなネットバンクも個人向けカードローンに力を入れて、低金利で融資しています。

低金利で審査も早い銀行カードローン
会社名 実質年率/
最高融資額
特徴
スルガ銀行 »
3.9%〜14.9%

800万円
最短1分スピード回答、30分で契約完了。
平日昼までに契約完了なら夕方までに融資可能。
申込はWeb完結、来店・書類の郵送不要。
500万円までなら収入証明書が不要。
月3000円からゆとりの返済。
ジャパンネット銀行 »
2.5%〜18.0%

1000万円
300万円まで収入証明書が原則不要。
ジャパンネット銀行の口座をお持ちなら融資最短60分。
初めての人は30日間無利息。
金利は融資額に応じて変動するので、借りる金額が多ければ多いほど低金利に。
イオン銀行 »
3.8%〜13.8%

800万円
300万円までなら運転免許証や保険証といった本人確認書類のみで申込可能。
金利は融資額に応じて変動するので、借りる金額が多ければ多いほど低金利に。
専業主婦でも旦那に収入があれば申込可能。